ゼオスキンのセラピューティックプログラムとは何?詳しく解説
「ゼオスキン」のスキンケアに挑戦してみたい
美容やスキンケアに興味がある方は、SNSやブログで度々取り上げられている「ゼオスキン」が気になっているかもしれません。ゼオスキンは一般的なドラッグストアや通信販売では購入できず、医療機関でしか取り扱いがないといった、特別なスキンケアアイテムです。一般的なスキンケア商品と比べると種類も多く、使い方も難しいといったイメージを抱いている方も少なくありません。とくにゼオスキンを使うにあたって、予め定められている各プログラムに則ってスキンケアをする必要があり、敷居の高さを感じているかもしれません。しかし実際のスキンケアの方法としては、決して難しいものではありません。今回はゼオスキンのプログラムの中でも、まず最初に実施することの多い「セラピューティックプログラム」について詳しくお話ししていきます。ゼオスキンを使ってみたいけれど何やら難しそう……と感じている方は、是非チェックしてください。
ゼオスキンでスキンケア:セラピューティックプログラムとは何か
ゼオスキンには4つのプログラムがあります。プログラムというのは簡単に言うならばスキンケアの手順であり、それぞれ使うアイテムや流れが異なっています。肌の状態に合わせて自分がどのプログラムを行うべきなのかは、ゼオスキンを購入した医療機関でアドバイスを受けることになるでしょう。「セラピューティックプログラム」は、その4つのプログラムの1つです。セラピューティックプログラムのおおまかな目標としては、「肌のターンオーバーを促進する」「透明感があり、ハリとツヤのある肌を目指す」の2つになります。特徴としては、「ハイドロキシン」を4%含んだ美容クリームを使用することです。4%のハイドロキシンを含んだクリームは、医療機関のみで処方することができません。そのため、ドラッグストアや通販で気軽に購入できるハイドロキシンよりも効果は実感しやすいものの、初期には顔の赤みやかゆみ、皮剥けを感じることもあるでしょう。ゼオスキンのプログラムならば、そういった顔の赤みやかゆみに関してはトラブルが起こった時点で、医療機関に相談することもできます。また、トラブルによってはプログラムの内容を個人に合わせて、アレンジすることもあるようです。濃度の高いハイドロキシンを含んだクリームを使用するため、期間は12~18週間となっており、短い期間に集中してスキンケアを行いたい方に適したプログラム内容になっています。セラピューティックプログラムで使用するアイテムは下記です。
■ クレンジング・洗顔
ハイドレーティングクレンザー/ジェントルクレンザー/エクスフォリエーティングクレンザー
■ 化粧水
バランサートナー
■ 美容クリーム
ミラミン/ミラミックス/シーセラム(オプション)/デイリーPD(オプション)
■ 日焼け止め
BSサンスクリーン(SPF50)/サンスクリーンプラスプライマー(SPF30)
ゼオスキン・セラピューティックプログラムの注意点
ゼオスキンのセラピューティックプログラムを実施するにあたって、3つほど注意点があります。実際にプログラムを開始する前はもちろん、その途中で何か困ったことがあれば、ゼオスキンを購入した医療機関に相談してください。些細な心配ごとであっても専門家に相談できるのが、ゼオスキンのメリットでもあります。
注意点①:初期は赤みやかゆみ、皮剥けのトラブルが発生することもある
先ほどの「セラピューティックプログラムとは何か」の項目でも触れましたが、ゼオスキンのセラピューティックプログラムでは、高濃度のハイドロキシンが配合された美容クリームを使用します。そのため、とくにセラピューティックプログラムを始めたばかりのタイミングで、肌の赤みやかゆみ、皮むけのトラブルを感じる方も少なくありません。そういった症状はすぐに収まることがほとんどですが、気になる方は医療機関に相談してください。また、人前に立つ仕事や肌の露出が必要な衣装を身に付ける必要がある場合は、事前にカウンセリングを受け、自身がセラピューティックプログラムを受けて良いのかを相談しましょう。もしセラピューティックプログラムを実施しているあいだにトラブルが起こった場合は、プログラム内容の見直しや、別プログラムの実施を促される場合もあるようです。
注意点②:スタートするにあたって医師のカウンセリングを受けよう
ゼオスキンの製品は、使用するにあたって医師のカウンセリングや診察が必要になります。その一方でゼオスキンの製品自体は、インターネット通販で購入することもできるでしょう。セラピューティックプログラムに限らず、医師の診察が面倒だからといって自己流でゼオスキンのプログラムを始めるのはやめておきましょう。本当にそのプログラムが自分の肌に合っているのかがわからず、さらに使い方もよくわからないまま自己流で進めることになってしまいます。理想の肌を手に入れるためにも、必ず医師のカウンセリングを受けるようにしてください。近所にゼオスキンを取り扱っている医療機関がない場合であっても、スマートフォンやPCを使ってオンラインでカウンセリングを受けられるクリニックも増えています。また、一部のオークションサイトやフリマアプリでもゼオスキン製品が購入できることもありますが、購入時期や保管状態が不明であるため、利用は控えたほうが良さそうです。ゼオスキン製品を手に入れるときには、医療機関の窓口や公式通販サイトを利用してください。
注意点③:自己判断でプログラム内容を変えない
ドラッグストアや通販で購入できるスキンケア商品に関しては、自己判断で内容の見直しをすることもあるかもしれません。しかし、ゼオスキンのセラピューティックプログラムについては、事前に定められたスキンケア方法があります。なんとなくこの方が良いのではないか……といった自己判断で内容を変えてしまうと、思うような成果を実感できないことにつながるでしょう。プログラム内容も見直したいときには、必ず医療機関に相談してください。
私生活の改善も並行して行いましょう
ゼオスキンのセラピューティックプログラムだけでなく、私生活の改善も同時に行うことで、さらなる効果が期待できます。自分のできるところから無理なく、肌に良い生活習慣を取り入れていきましょう。
改善ポイント①:しっかりと睡眠時間を確保する
眠ることで成長ホルモンが分泌され、肌の再生を促す「肌のゴールデンタイム」という言葉を聞いたことがあるかもしれません。これまでは22時から深夜2時が肌のゴールデンタイムと言われていましたが、入眠してから3時間がその時間帯に当たるという説も登場しています。いずれにしても、しっかりと睡眠時間を確保することで肌に良いことは確実です。22時は難しいかもしれませんが、日付が変わる前には入眠できるよう、一日のスケジュールを整えてみましょう。
改善ポイント②:バランスの良い食事を摂る
肌荒れを招く食材としては、脂質や糖質の多い食材が含まれます。ほかにもカフェインや香辛料などの刺激物も、過剰な皮脂の分泌を招く恐れがあるので注意が必要です。ただし、これらの食材を全く口にしないと決めるとそれもストレスになり、肌に現れることがあります。あくまで食べ過ぎないこと、そして他の食材とバランス良く口にすることを心掛けていきましょう。また、肌に良いとされている代表的な食材としては、鶏の胸肉やささみといった肉類、大豆や大豆製品といったたんぱく質があげられます。その他にも肉類には、肌の乾燥を防ぐ必須脂肪酸も含まれています。肉類だけでなく野菜やフルーツ、魚もバランスよく摂取するようにしましょう。
改善ポイント③:適度な運動で汗をかく
有酸素運動は血液の流れを促進し、毛細血管の隅々にまで酸素と栄養を届けることができます。また肌に水分量が増すため角質が柔らかくなり、ターンオーバーを促進するでしょう。毛穴の黒ずみが気になる方にも、適度な有酸素運動がオススメです。長く続けることが大切ですから、まずは簡単なウォーキング程度から始めてみましょう。
まとめ
ゼオスキンのセラピューティックプログラムは、医師のアドバイス通りに進めていけば難しい内容ではありません。予め定められた方法に則ってスキンケアをしていくだけですから、今まで自己流のケアしか行なっておらず、本格的なスキンケアが初めての方にもオススメです。また、何らかのトラブルが発生したときには、専門家に相談できるといったところも大きなメリットになっています。実際に自分がゼオスキンを始めるかどうかは別にして、興味があるならば、事前カウンセリングを受けてみましょう。無料カウンセリングを実施している医療機関も多くなっているので、そういった機会を利用して、まずは話を聞いてみましょう。